【Teraterm】自動ログインするマクロを作成する【Linux】

Teratermを使用して
 ・Linuxへ自動ログインするマクロを作成
します!

コード

ここでは例として
 ・キーファイル(pemファイル)を使用してLinuxへ自動ログインして
 ・ログの取得を開始
するTeratermのマクロを作成します。
※「ttlファイル」を作成します。

作成するteratermのマクロ
作成するteratermのマクロ
;ホスト名(IPアドレス)
hostName = 'xx.xxx.xxx.xx'
;ログインユーザー名
userName = 'xxxxx'
;キーファイル(pemファイル)
keyFilePath = 'C:\Users\user\Desktop\xxxxx\xxxxx.pem'

;接続情報の組立て
command = hostName
strconcat command ':22 /ssh /2 /auth=publickey /user='
strconcat command userName
strconcat command ' /keyfile='
strconcat command keyFilePath

;カレントディレクトリ取得
getdir currentDir
strconcat currentDir '\'

;ログファイルパスの組み立て
getdate logFileName "log_%Y%m%d%H%M%S.log"
logFilePath = currentDir
strconcat logFilePath logFileName

;接続
connect command

;ログ取得開始 
logopen logFilePath 1 1

end

以下を設定します(2~6行目)。
・ホスト名(IPアドレス)
・ログインユーザー名
・キーファイル(pemファイル)

接続情報を組立てます(9~13行目)。
※キーファイル(pemファイル)を使用するようにしています。

コマンド「getdir」により、カレントディレクトリを取得します(16行目)。
※ログファイルをカレントディレクトリに作成するため。

コマンド「getdate」により、現在の日付を「YYYYMMDDHHMMSS形式」で取得します(20行目)。
※上記ではログファイル名の一部で使用しています。

コマンド「connect」により、接続します(25行目)。

コマンド「logopen」により、ログの取得を開始します(28行目)。

「ttlファイル」と「ttpmacro.exe」の関連付け

作成した「ttlファイル」を右クリックし「プログラムから開く – 別のプログラムを選択 – その他のアプリ – このPCで別のアプリを探す」をクリックして、「ttpmacro.exe」を関連付けます。
※私の環境で「C:\Program Files (x86)\teraterm5」配下に「ttpmacro.exe」がありました。

実行結果

作成した「ttlファイル」をダブルクリックすることで、Linuxへ自動ログインできました。

作成した「ttlファイル」
作成した「ttlファイル」
Linuxへ自動ログインできた
Linuxへ自動ログインできた
ログの取得が開始され、ログファイルが作成された
ログの取得が開始され、ログファイルが作成された

参考

Teratermのコマンドの詳細は、公式サイトをご確認ください。

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